外反母趾

足のコラム

■はじめに■

頭から始まる体の重みは、上半身から骨盤、股関節、膝へと伝わり、
一番最後に足の関節へと伝わります。
そのため、足関節はもっとも負担のかかりやすい関節です。

■靴があってない?■

「市販されている靴が中々合わない・・・」
そんな悩みを抱えている女性が増えています。
靴は木型が存在するのでなかなか対応が難しくみなさん無理をして
足にキズをつくりながら履いていたりします。
人の足は人それぞれ個性豊かです。
顔と同じくらいひとりひとり違います。
だから売っている靴が個人個人に
あわないのはあたりまえでそれが普通です。
ただし、余りにも窮屈な靴を履いていると
次第に負担がかかり
最終的には外反母趾・タコ・魚の目・ハンマートゥなどになってしまう危険があります。

■外反母趾って?■

簡単に言うと、足の親指が変形して外側(小指側のことね)に曲がる病気のことです。
この曲がりがひどくなると、痛くて普通の靴が履けなくなったり、
ひどくなると足全体に変形が進んで、偏平足になったりします。
また、外反母趾はあるところまで進行すると、
ヒールをはかなくても、歩くだけで進行してしまうなど
甘く見ているとひどい目にあう病気です。
外反母趾は遺伝的要素が強いといわれています。
また、女性に多く見られるのは
女の人は間接がやわらかく、また比較的筋力がないので
簡単に曲がってしまうのです。
その上、最近では若い女性を中心に
先が細くなっているヒールを履く女性が増え
指に余計な力がかかってしまい変形してしまう
というケースが非常に多くなっています。

■外反母趾チェック■

外反母趾と診断するためには、お医者さんでは、親指が曲がっている角度を測ります。
具体的には体重をかけた状態で足のレントゲンをとって、
親指の骨の曲がった角度が15度以上だったら外反母趾と診断します。
ここではおうちでも簡単にできる
「外反母趾度チェック」を紹介します。

・白い紙を用意。
・その上に自分の足をのせる。
・できるだけ体重をかけた状態で、
親指の付け根を中心に足の前と後ろに定規を当てて線をひきます。
・分度器で、親指が曲がっている角度を測りましょう。

実際にはこれは骨の角度より大げさに出ますので正確ではないですが、これで、もし15度以上だったら、お医者さんにかかって一回正確な角度を測ってもらうといいとおもいます。

■改善するには?■

もちろん痛くて歩けない!
といった重症の方は即座に病院に行かなければなりませんが
ここでは自分でどうにかしようと考えた場合、
の対処法を考えてみましょう。
とは言ったものの
もう一度外反母趾の原因を考えてみると
性別・遺伝・体質・靴といったところが
キーワードになると思いますが
ここでどうにかなりそうなのは靴と体質(運動改善)ですね。

~靴の履き方、選び方~

よく、「先の細い靴を履くと外反母趾になる」といいますが、
これは半分間違いで半分ほんと。
正確には「先の細いハイヒール」です。
先の細い靴で指先を無理にしめつけて靴に入れようとすることによって、
親指が曲がりますが、さらに5センチ以上のハイヒールだと、
足が前に滑ってさらに足が靴に押し付けられでしまいます。

つまりはハイヒールを履かないに越したことは
ないのですが、それでもハイヒールを履きたいという方は
こちらを参照してください。

・ヒールは低く(できれば3cm以下高くても5cm)。
・高いヒールなら、ある程度太さのあるものを選ぶ。
・靴の中張りの材質をチェックして足が前に滑りにくいものを選ぶ
・かかとから土踏まずまでのかたちがしっかりしているものを選ぶ。
・足首ストラップつきを選ぶ。
・靴の甲の部分が足の指より深いものを選ぶ。
・夜選ぶ。(足は夕方に0.5cmむくんで大きくなる)。
・三角形よりはスクエア型。
・ぴったりしたウイズを選ぶ。
・足の指がパタパタ動く
・革がやわらかくて、親指の付け根に縫い目がない。
・靴の先端が中指寄りよりは親指寄りの方がよい。

といったところでしょうか。
難しいですが、外反母趾にならないためにはやむをえないです。

ちなみにパンストも弱い力ながら
親指を外側に曲げ続けます。
家などでは極力脱ぎましょう!

~運動予防~

続いて運動による体質改善について
書いてみたいと思います。
まず、運動には2種類あります。
ひとつは足の指がそのままの位置で硬くなるのを防ぐ運動、
もうひとつは足の筋肉を鍛えて親指を自分の力で内側に動かす運動です。

拘縮予防運動

その1

自分で足のおや指を持って、「いち、にっ、さんー」で親指を中側に動かします。リズミカルに何回かやってみてください。お風呂の後が効果的です。

その2ホーマン体操

幅の広いゴムバンドを用意してください。で、両足の親指にかけます。かかとをあわせたままにして「いち、にっ、さんー」で両足を扇のように開きます。親指が開いていますね。このまましばらく5~10秒がんばりましょう。それからゆるめます。これを1クール20回、テレビを見ながらでも、お風呂上りにやりましょう。

足の筋肉をきたえる運動

その1

親指を開く筋肉(母し外転筋)は親指の付け根のやや踵よりに走っています。
自分の手をまず、親指の付け根に置いて、足を開いてみてください。
なんとなく、筋肉が収縮するのがわかると思います。
このまま5秒から10秒力を入れつづけてください。
繰り返しているうちにだんだん指を開けるようになります。
親指だけではなくてほかの指も一緒にひらいてしまってもかまいません。

■ある程度進行が進んでしまっている方へ■

上記に書いたことは
基本的には予防策になります。
残念ながらある程度症状が悪化している方に
劇的な効果があるわけではありません。
痛みが常にある状態の方で
もし、病院に行ってない人がいるならば
すぐに病院にいってください。
医師の適切な判断を聞いてみましょう。

■外反母趾専用シューズのご紹介■

外反母趾専用の靴を一般的な靴屋で作ると
とても高価なものになってしまいます(10万円を超えることも・・・)。
弊社では健康保険に対応しているので
その分お客様のご負担がかなり軽減されます。
外反母趾専用シューズのお買い求めを検討されている方が
いらっしゃいましたらどうぞ気軽に相談してください。